明らかになっていく過去の蓑部の不正の実態。
蓑部に呼び出された半沢と大和田。
二人は巨悪に屈服させられる・・
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半沢は大和田の協力を得て、秘密事項の過去に東京中央からの融資の実態の資料を見た。
その中に20億という融資が出てきた。名目はマンションの建設費となっている。
資料を見ると担保が設定されたのは五年後となっている。
つまりは五年間も無担保のまま融資されていたということだ。
半沢は、取引先の詳しい融資情報が記載されているクレジットファイルはないかと探す。
部下の田島は、探したが何処にも見当たらなかったという。
当時担当だった灰谷に話に聞きに、移動した法人部に行って当人に聞いてみた。
灰谷は、昔のことだから忘れたと言う。
半沢は土地を取得したのなら担保設定するの当然の手続きなのに、と聞いてみるが灰谷は“当時のうちのやり方にケチとつけるのか”と協力姿勢を見せない。
灰谷は、合併前のことによそ者は口出すなと去っていく。
半沢は次に検査部に行く。そこには半沢が新人で八重洲通り支店に赴任した時、世話になったバンカーの基礎を叩き込んでくれた富岡部長代理を頼る。
半沢は富岡に合併前に蓑部に融資した資料を見つけようとする。その話が紀本に漏れて、検査部にやって来て、半沢に何をしているのかと問いただした。
半沢が何の資料を持っているのか、寸前のところで仲間の助けが入り、危機は脱することが出来た。
しかし、やはり蓑部のクレジットファイルは見つからなかった。
半沢は紀本が隠しているに違いないと確信した。
そこで大和田と相談して、紀本をおびき出す餌をまいてみることにした。
やはり、紀本は自殺した牧野の遺書を智美が持っているではと店に訪ねてくる。
あともう一歩のところまできたのだが、蓑部から半沢は呼び出しを食らうのだった・・
第8話のストーリーの紹介は以上です。
いやあ、今回は事態が二転三転する実にスリリングな展開で息を呑みました。
蓑部の過去の不正融資問題は、紀本によれば“開けてはならぬ棺”のようなものと言っています。
どういうことかというと、それに触れることは銀行員個人だけではなく、銀行そのものの存続に関わってくる大問題となるのです。
その存続に関わる大問題とは、蓑部は担当していた福頭取の個人講座に不正な入金記録があったと、それを半沢に見せます。
恐らく、それも本当の事実かどうかも分からないですが、これが表に出れば、いくら過去のことはいえ、銀行の幹部が不正をしていたということになります。
つまりは、元福頭取が不正な金を受け取っていたことは銀行にとっては大スキャンダルとなり、それが明らかになれば当然、東京中央銀行は業務停止命令を食らうのです。
そうなったら、完全に東京中央銀行は沈没します。
蓑部にそれを突きつけられたらのでは、半沢とて“申し訳ありませんでした”と頭を下げるしかないのです。
黒崎が言っていた“半沢が太刀打ち出来る人物ではない”ということは、こういうことだったのですね。
政界というあらゆる権力を駆使して、どんな捏造でもやってのけるのです。
蓑部に逆らえば、自身よりも銀行そのものがなくなってしまうのです。
半沢は、“過去を正してこそ、未来も正しく開かれる”と言ってますが・・・
この怪物の前に、ひと呑みされてしまいましたよ。
今のところ蓑部の不正を暴くということは、東京中央銀行の不正を暴くということで、触れてはいけないことだったのです。
完全に蓑部の軍門に下った形になりました。
蓑部の不正を追っていた黒崎も、金融庁から国税局に移動にさせられてしまいました。
大和田は、蓑部の恐ろしさが身に染みたようです。
“あんな化け物を相手にするつもりか。命も落とすぞ”と半沢に忠告します。
ここにきて、“共闘”したことで大和田も意外にも半沢の身を案じていますね。
役員たちの前で土下座させられた屈辱と遺恨は一生、忘れないでしょうけどねぇ。
さあ、これで蓑部の不正からは手を引かざるを得ない状況に追い込まれました。
それでもまだ蓑部を追うということは・・自分だけの進退どころではなく、働く場そのものを失うということです。
それでも半沢直樹という男、このまま何もしないという男ではありませんからねー。
今夜放送される第9話では、どんな展開が待っているのでしょう。
最終回が近づいて、わくわく感が止まりません。
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