1986年6月13日放送 金曜ドラマ TBS放送
脚本 山田太一。全4回。
出演 千葉真一、松田洋治、松本伊代、名取裕子。
深夜に中年男がコンビニにふらり。
今夜から働くことになる。
都会のオアシスの人間模様のドラマ。
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大学生・矢崎が働いているコンビニに一人の中年男が現れた。
最初は客かと思ったが、いきなりその男から“今夜からここで働くことになりました”と言ってきた。
矢崎は、事前に何も知らされてはいなかったので、戸惑った。
すぐに本部に電話で確認し、その男・村田から本部からの手紙を見せてもらった。
それで確認して、早速今夜から村田はこのコンビニで働くことになる。
ユニフォームに着替えた村田は、矢崎から仕事の説明を受ける。
矢崎から、仕事のことをたくさん言われるので、村田は“一度には覚えきれないなあ”と苦笑いをする。
矢崎は、村田から本部の幹部と何らかの特別な関係があると疑うが、村田はそれを否定するのだった・・
PART1でのストーリーの紹介は以上です。
これは先月CSの日本映画専門チャンネルで放送されたのを録画したものです。
リアルタイムの放送時の1986年にも見た記憶はありますが、タイマー録画に失敗して、一度ぐらいしか見た記憶はありません。
もう34年も前のドラマです。
松田洋治も千葉真一も若いですねえ。
この時代は、今ほどコンビニが乱立していた時代ではありませんでした。
今は、セブンイレブンVSファミリーマートの一騎打ちといった様相を呈してきましたね。
現代では、このような小さいチェーンのコンビニは、続々と撤退しています。
そうはいっても、コンビニは今やあって当たり前のなくてはならない存在です。
スーパーや飲食的が閉まった深夜に、小腹が空いて何か食べたくなる時なんか、実に重宝な存在です。
そのコンビニを舞台とした様々な人間模様のドラマです。
脚本は、ドラマ界の大御所の山田太一です。
この人のドラマって、独特のテンポと間があって、時には現代と少しズレたような会話になっていたりとかします。
氏の代表作のひとつの「ふぞろいの林檎たち」で、当時の若者から“自分たちは、あんな会話の仕方はしない”と、突っ込まれていたこともありました。
大御所・山田太一を持ってしても、世代の壁は超えられなかったように感じていました。
ましてや、今回は主演の往年のアクション・スターの千葉真一がキャスティングされています。
千葉真一といえば、柳生十兵衛のイメージがものすごく強いです。
そんなアクション一筋で着ていた千葉が、アクションを離れたこんな静かな役で主演ドラマというのも、かなり珍しいですよ。
ましてや、コンビニの店長という役ではなく、単なるコンビニの店員ですからね。
親子ほどに年が違う若者に、いろいろレクチャーされる役なのです。
コンビニを舞台にした人間模様たって、現実的にはコンビニなんかに人の繋がりなんて希薄ですからねー。
まー、中には年配の客が若い店員にいろいろと話しかけたりしているのを見たことはありますけどねー。
そういえば、コンビニの監視カメラって防犯用だけかと思っていましたが、店員を監視する役目もあったのですねー。
勤務中、絶えず監視されながらってのも、何だかいやだなあ。
それでも最近ではTwitterなどのSNSで、お馬鹿な動画を上げて問題になったりしていますよね。
ドラマですから、そうしたコンビニ内部のことより、何かが起きなくてはいけません。
何も起きない、のではドラマにはなりませんからねー。
さて、これから中年新米コンビニ店員が、どんな事件と遭遇してくのか、これから振り返っていきましょう。
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